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機械加工でよく使われる金属

ちょっとマニアックな金属の種類のおはなし

工作機械加工でよく使われる金属の代表的な名称でご紹介しております。
※〇には数字が入ります

一般構造用圧延鋼材(いっぱんこうぞうようあつえんこうざい)【SS〇〇】

Structurel(構造用)Steel(鋼)の頭文字をとって、SS材と呼ばれています。
広汎な用途を想定しているので、鉄を主成分にリン、硫黄、炭素、マンガン等の最低限の含有量の基準が決められている以外は規定が示されていません。
SS材と呼ばれるものだけでも種類が多く、価格も比較的抑えられているので、流通量の多い素材です。
炭素の含有量が低い為、硬度を上げる熱処理(焼入れ)には向かないナマ材なので加工しやすく、土木建材、機械設備、橋、車両、船舶など幅広く使用されています。

炭素鋼(たんそこう)【S〇〇C】

鉄に炭素(カーボン)を混ぜた合金です。炭素量は2%以内とされています。
炭素の量によって、S50CやSK5など製品の表記が変わります。
炭素の量が多い程、金属としての強度が高く、焼入れした際の硬度も高くなります。
プラスチックの成型金型やプレス金型に多く用いられています。

クロムモリブデン鋼【SCM〇〇】

鉄にクロムとモリブデンを加えた低合金鋼です。
溶接が容易で、強度と硬度に優れています。
歯車やピストンピン、クランクシャフト、自転車フレーム、構造管などに用いられています。

工具鋼(こうぐこう)【SK〇〇、SKS〇〇、SKD〇〇、SKT〇〇、SKH〇〇】

炭素鋼から発展した工具向けの特殊鋼

銅は純物質で、約1万年前から銅器などに用いられてきた金属です。
高い電気伝導性と熱伝導性、殺菌性を有し、鍋などの日用品、集積回路や半導体、放射線治療など幅広く利用されています。

アルミニウムは、ボーキサイトを原料とする非鉄金属で、密度が低く鉄の約1/3と軽量です。
空気に触れると酸化物の保護膜が形成され、。
航空機、宇宙船、ミサイル、熱交換器、バルブ、石油精製プラント、建材から宝飾品、ゴルフクラブまで幅広く使われています。

アルミニウム合金 【A〇〇】

鉄にクロム、またはクロムとニッケルを含む合金鋼で、表面に保護被膜を形成するという特性で、錆びにくい金属です。クロムの含有量が多い程、耐食性(錆びにくさ)が強くなります。
一括りにステンレスといっても、磁石に付くもの、付かないもの等、種類が色々とあります。
ステンレス鋼 【SUS〇〇】
オーステナイト系 ステンレスの中でも耐食性、加工性、溶接性は優れていますが、焼入軟化性が無いので強さや硬さはマルテンサイト系に劣ります。非磁性で、低温や高温に強い素材です。
チタンは、鉱石の中に含まれる金属で、地球だけでなく月面の岩石や隕石の中にも含まれています。
強度、軽さ、耐食性(光触媒)、耐熱性、環境性能、金属光沢を持ち合わせた高価で高品質な金属です。非磁性の素材で磁石には付きません。
航空機、宇宙船、ミサイル、熱交換器、バルブ、石油精製プラント、建材から宝飾品、ゴルフクラブまで幅広く使われています。